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始業礼拝 2016/3/25

カテゴリー:大学礼拝

何事にも時があり/天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時/植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時/破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時/嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時/抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時/保つ時、放つ時
裂く時、縫う時/黙する時、語る時
愛する時、憎む時/戦いの時、平和の時。
人が労苦してみたところで何になろう。
わたしは、神が人の子らにお与えになった務めを見極めた。
神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業を始めから終りまで見極めることは許されていない。 【コヘレトの言葉3:1-11】

本日は教会暦において「受苦日」に当たります。イエス・キリストが十字架刑に処せられた日を覚えるためのもので、キリスト教の信徒らは、こういった暦をきっかけにして信仰的に強められていくのです。

さて、皆さんにとって、本日は短大2年目がスタートする日です。既に就職に向けて色々と考えていることでしょうが、この1年の勉学が将来の就職につながるわけですので、気持ちを新たにして、地道に努力を重ねて欲しいものです。

とはいえ、なかなか思うように上達しない時期もあるでしょう。そんな時はひたすら我慢して、練習を怠らず、本日の聖書にもあるように、神様の計り知れないご計画を待つことが大切です。あのイチロー選手は繰り返すことが全く苦にならないそうです。好きな映画や音楽は何度も視聴し、ランチでは、奥様の手作りカレーを毎日食べても平気。きっと本業のトレーニングの方も何度も繰り返していることでしょう。

とにかく、諦めないこと。困難は時が解決してくれます。希望に向かっての努力の積み重ねだけが、皆さんを卒業へと導くのです。

昨日、名古屋市南区にある名古屋キリスト教社会館という社会福祉施設を訪問しました。ここでは「命の響き合い」、つまり「人が出会い、ふれ合い、そして育ち合う」ことを大切にしているそうです。このようなすばらしい施設に就職するチャンスが皆さんもありますが、そのためには、それなりの準備が必要になります。この1年、どうか頑張ってください。(チャプレン)

パンジー

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