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マルコ通読⑲ 9:38~41 (2018/6/27)

カテゴリー:活動記録

今日はマルコ通読十九回が行われました。

今回、心に響いた御言葉は…、

ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」 イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。はっきり言っておく。キリストの弟子だという理由で、あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる者は、必ずその報いを受ける。(9:38~41)

この記事を読み、「集団」を盾にする、かたくなな弟子たちの姿に私は違和感を持ちました。

師イエスは「わたしたちに逆らわないものは、わたしたちの味方なのである」とはっきり、ヨハネら弟子たちに対し布教における心がまえをお伝えになられました。

集団を作ることで自分たちだけのルールを重んじ許容範囲を狭くし、異なるものを受けいれることなく排除しようとした弟子たちを戒められたのです。

今回、「逆らわない者」とは、中立な人々もその中に含まれることを知りました。従わずとも敵対しない人はイエスの「味方」なのです。

私はそこにイエスの御心の深さ、赦しの大きさを感じ、血の通ったイエスのあたたかさに嬉しくなりました。

私たちは十字架に向かわれるイエスの道のりを福音書により知ることが出来ます。私はこれからも通読により、ヨハネをはじめとする弟子たちの心がどのように戸惑い葛藤し、変化していくのか、その過程も学んでいきたいです。


六角形の折り紙作品

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