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大学礼拝 2016/4/20

カテゴリー:大学礼拝

 

 

 

 

 

 

 

 


喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。
互いに思いを一つにし、高ぶらず、身分の低い人々と交わりなさい。自分を賢い者とうぬぼれてはなりません。
だれに対しても悪に悪を返さず、すべての人の前で善を行うように心がけなさい。
できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい。
【ローマの信徒への手紙12:15-18】

今日の聖書の15節「 喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」は、今年の年間聖句ですので、折りに触れて思い出し、実行できるよう努力してみてください。

礼拝は、聖書に載っているこのような言葉を頼りにして生き方を考える場です。授業とかメディアを通して様々な知識を皆さんは身につけますが、それらが役立つように整えるのが心です。礼拝の中で、その心を見つめなおし、これからの生き方を考えるきっかけにしましょう。もちろん、自分の意見と違う話が礼拝で出てくることも時にはあるでしょうが、大事なのは「自分で考えること」ですので、無理をして従う必要はありません。

さて、先ほどの年間聖句についてですが、喜びに較べると、人の悲しみを理解するのは難しいです。その悲しむ人の立場が完全に分かるなんて不可能ですから…。でも、共に祈ることはできます。祈りとは、自分の思いとか願いとかを心の奥から言葉で表現すること。祈りの際によく使われる「アーメン」という言葉はヘブライ語で「そうなりますように」「確かに」という意味です。

祈りを通して他人に心を寄せましょう。皆さんが学ぼうとしている保育とか介護の仕事は、心のつながりを特に必要とします。礼拝に出席して人の心に触れ合える習慣を身につけましょう。(チャプレン)

 

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