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マルコ通読⑫ 7:24-30 (2018/4/25)

カテゴリー:活動記録

今日はマルコ通読十二回目が行われました。

今回心に響いた御言葉は・・・

そこで、イエスは言われた。「それほど言うなら、よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった。」女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。「(マルコによる福音書 7:29~30)

イエスは静かに祈るため、また体を休めるためにユダヤの地を離れたのでしょう。

ところが、汚れた霊に取りつかれた幼い娘を持つギリシア人の女が、娘から悪霊を追い出して欲しいと言いながらイエスの足もとにひれ伏し願います。

イエスは異邦人である彼女たちを「小犬」にたとえられました。たぶん、その幼い娘は家に飼われている子犬をいじめていて、その話を彼女はイエスにしたのでしょう。私はそこに人間イエスのユーモアを感じます。

その女も、そんなイエスに親しみを覚え、そして「イエスは慈しみをお与えくださる方なのだ」と直感したのではないでしょうか。

異邦人である自身の立場を理解しながらも謙虚に、彼女はイエスに願い続けます。
イエスは、そのようにすがる思いに、そして弱い立場の人間に、どのような時にも手をさしのべてくださるのでした。

私はイエスの慈しみを感じるたびに、その存在の大きさに包まれ、瞳から安心します。異邦人の女と同じように…。

これからもバイブルタイムをとおし、そのイエスの御跡を学んでいきます。
ただひたすら目の前のイエスの御心を信じて。(Y)

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