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大学礼拝「Don’t worry 心配しないで」2021/6/15

カテゴリー:大学礼拝

【マタイによる福音書6:31-34】
6:31 だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。
6:32 それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
6:33 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。
6:34 だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

専攻科2年の松田インマヌエルです。

変わった名前ですが、僕は牧師の息子でして、これを聞かれると「じゃあ、いい人?」と思われそうですが、実はそうではなくて、僕はむしろ悪ガキの一人かもしれません。

さて、僕の大学生活が新型コロナの影響を受けて大変な状況です。学食が利用できない、生きがいであるサークル活動ができない、就活も停滞中…と散々ですが、きっと似たような境遇の人も多いんじゃないでしょうか。では、この今の状況、神から見たら一体どうなるんでしょうか? 聖書には何と「思い悩むな」などと無茶なことが書いてあります。

それでも、神は愛の方です。別の聖書箇所に「神は全ての必要をご存知である」と書いてある通りです。だから、神は解決の道をちゃんと用意してくれる…。でも、本当なんでしょうか? そこで、今日は僕がこの神の愛を献金を通して知った経験をお話します。献金とは神にお金をお返しすることです。決して強制ではありませんが、聖書には「報酬の10分の1は神のものだから神に返しなさい、つまり献金しなさい」と書いてあります。たとえばバイトで8万円稼いだら、何と8千円は献金しなさいということになります‼

ある礼拝の折、僕は献金に迷いました。お金に困っていたのです。僕の財布には千円札3枚と小銭が少々だけ。選択は、小銭全部、千円札1枚、そして3千円の3つでした。僕は神に祈りました。「いくら献金すればいいですか?」 神からの答えは「3千円」でした。僕は結局そのようにしました。

その後日、ある映像祭に向けて撮影と編集の協力をした際のお礼として、何と3万円もの謝礼金がいただけることになったのです。献金した3千円が10倍になって返って来たわけです。「神の名による偶然はない」と言われますが、僕の必要を神はご存じで、それを愛をもって解決してくれたということです。

僕はどちらかというとネガティブな人間ですが、聖書には良いことも悪いことについても感謝しなさいと示されているので、すべてのことに感謝するよう心がけています。なけなしの金を献金できたのも、感謝の気持ちがあったからです。だから、今のコロナ禍でも感謝の気持ちを決して忘れないようにしたいです。
(名古屋柳城短期大学 専攻科2年 松田インマヌエル)


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