*
ブログページ

大学礼拝の特別企画として、「NPO法人 愛実(あみ)の会」による人形劇を開催しました。

「NPO法人 愛実の会」は重度の障がいをもつ方も安心して地域生活を送れるよう他の団体と協力しサポートしている団体です。(ウェブサイトはこちらこちら

5名の方が車いすで参加されていましたが、重度の障がいを持つ方が「お仕事」として人形劇を開催する団体は、日本では「愛実の会」だけだそうです!

劇の題名は「ポンタとたっくん」で、友情をテーマに学生へ投げかけてくれました。特徴的だったのはボードビルといって言葉のない人形劇であったことです。言葉がなければ相手に伝えたいことが伝わりづらいかと思われがちですが,学生1人ひとりの心には、ストーリーやアピールしたいことがしっかりと心に刻まれている様子が伺えました。これらのことから,言葉がなくとも演じ方や効果音によって人に伝えたいことが届くことを、学生は改めて身にしみたと思います。

教育・福祉の世界に就職を希望している学生にとって、とても有意義な時間であるとともに、子どもたちや高齢者、障がい者と向き合う上で、言葉だけがコミュニケーションではなく、心をこめた様々な方法を用いることにより、相手と協調しあえる、そんなことを考えさせられる会になりました。これからもこのような会を継続的に行っていきたいと思います。(水落)

イエスは言われた。「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。彼はこう書いている。『この民は口先ではわたしを敬うが、/その心はわたしから遠く離れている。
(マルコによる福音書7:6)

 

来る10月25日(日)に鶴舞公園で行われる昭和区民祭に、聖歌隊が出場することになりました。ステージでは、聖歌を3曲披露する予定です。

写真は、9月25日(金)昼休みの練習風景です。ピアノを弾いているのは、2年生のサークル長さんです。この日はメンバーの集まりが少なかったのですが、積極的に意見を出し合い良い演奏になるようにと練習を進めています。

お時間のある方は、当日、鶴舞公園に足をお運び下さいね。(智世)

 

大学礼拝の特別企画として、本学の介護福祉専攻科主催による講演会を開催しました。

社会福祉法人「AJU自立の家」の本部は、本学から歩いて数分のところにあります。この地域では車椅子の方を見かけることがたいへん多いのですが、それはもちろんAJUの活動が目指すノーマライゼーション(障がいのある人も、障がいの無い人と同様の生活ができる社会作り)活動がさかんである証拠でして、その意味で、本学はまことに環境の良い場所に立地していると言えましょう。ちなみにAJUとは「愛の実行運動(AI NO JIKKO UNDO)」を意味しているそうで、「愛をもって仕えなさい」を建学の精神とする本学には、とても刺激的です。(AJU自立の家についてはこちらクリック)

講演会では、先ず、自らが車椅子の生活者であるAJUスタッフの方から、多岐にわたる活動の紹介があり、「自立」への強い信念のようなものがすべての活動のベースにあることが良く分かりました。その次に、活動事例としてマイライフ岩倉の「障がいを持つ子どもたちへ遊び場提供」について楽しく紹介してもらいました。ここでの基本方針は、「①社会性を身につけてもらう ②ありのままを受け入れる ③本人に考えてもらう声がけ」の3点だそうです。これって、本学の教育の大きな柱である幼児教育に対しても適応できる内容ではないでしょうか。

また、車椅子の生活でありながら一人暮らしをなさっている方の貴重な体験談をうかがうことができました。「自由に生きたい」という彼女の熱い思いが会場に響き渡ります。私には計り知れない世界でしたが、それでも、彼女に何か大きく近づけた感じがします。これからも道行く車椅子の方に積極的に挨拶をしてみようと思いました。

イエス・キリストが徹底的に弱者の側に立った人であることは、聖書を読めばよく分かります。その愛の精神が、神の働きによりAJU自立の家と名古屋柳城短期大学を通して、この地域から周辺へと広がっていくことを願いたい、そんな思いを抱かせてくれた講演会でした。感謝です。(加藤)

「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」
【マタイによる福音書11:28 (本年度年間聖句)】

 

校門の横の花壇に、大小のひまわりが元気に咲きました。

東日本大震災で被災した東北の幼稚園から託されたひまわりの種を山本ゼミのみなさんが育てています。柳城と同じく被災地の園を支援している名古屋短期大学の支援ボランティア「みんなに笑顔をとどけ隊」からいただいた大川小学校のひまわりの種も一緒に育てていて、大きな花を咲かせています。

花壇に種をまき、みんなで成長を見守ってきました。夏の虫たちにはたまらないご馳走のようで、花びらをかじられてしまいました…が、これも、命をつないでいるということかな、と感じています。

このひまわりの様子は、パネルにして、種をいただいた被災地の幼稚園に届ける予定です! (山本)

「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。
だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。
それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。
だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

(マタイによる福音書6:30-34)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本学の東日本大震災復興支援ボランティア活動も5年目を迎えました。

今年の準備会は、「がん小屋」という名の仮設住宅(福島県相馬郡新地町)で夏祭りを開こうということで、たいへん盛り上がっています。連日の猛暑にもかかわらず、メンバーの学生さんが夏休み返上で集まってくれました。焼そばやかき氷の試食会もできて、楽しそうですね。引率の教員の皆さんも一緒に頑張っていますよ。

長期化する避難生活の中で、メンタルな面に不安を抱える方がいらっしゃると聞きます。このイベントによって被災地に「元気」が広がることを祈りたいです。(加藤)

また、イエスは招いてくれた人にも言われた。「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類も、近所の金持ちも呼んではならない。その人たちも、あなたを招いてお返しをするかも知れないからである。
宴会を催すときには、むしろ、貧しい人、体の不自由な人、足の不自由な人、目の見えない人を招きなさい。
そうすれば、その人たちはお返しができないから、あなたは幸いだ。正しい者たちが復活するとき、あなたは報われる。」
(ルカによる福音書14:12-14)

 

本学の附属幼稚園の1つ、豊田幼稚園の年長組の園児さんらが本学に遊びに来てくれました。遊びといっても、サマースクールというキチンとした園行事です。

短大の施設を探検し、ウチの学生さんらと交流。そしてお弁当の後、13時からチャペルで礼拝です。その園の礼拝に学生さんや教職員も合流させていただいたというのが、今日の合同礼拝でした。

幼稚園で普段行っている礼拝はシンプルで分かり易く、学生さんにとっても魅力的だったと思います。特に、子ども用の聖歌はかわいらしくて短大でも取り入れたいくらいでした。3曲目の「スマイル」という聖歌は学生さんも一緒に歌うという設定でしたが、園児さんらの歌声に完全に圧倒された感じでしたね。また、本学の田中チャプレンの聖話は、創世記の天地創造からの話題で、神様はすべての生き物をつくられて満足なさったという有名なお話しです。虫の話で子どもたちは盛り上がっていました。

多くの世代の人々がチャペルに集い祈りをささげる。こんな風景が未来の社会を切り開く原動力となる、などと書いたら大げさでしょうか。子どものように、素直な心で将来を見つめたいです。(加藤)

イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。
しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。
はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」
そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。
(マルコによる福音書 10:13-16)

 

 

 

柳城キリスト教センターでは、学生たちが主体となった活動として、東日本大震災復興支援ボランティア活動を続けています。

その活動の1つが、「チーム・パティシエ」です。

福島県新地町の仮設住宅で毎週水曜日に開かれる「水曜喫茶 ほっとコーナー」に、毎月、ケーキを作って送っています。毎月第2水曜日が、柳城の「チーム・パティシエ」の担当の日です。当日までに届くように、金曜日に集まってケーキ作りを行っています。活動を開始して、3年目になりました。

7月3日の授業後に集まったのは、2年生メンバーの中の3名と、新しく加わった1年生メンバー7名!

はちみつの甘味がたっぷりのケーキをラッピングして、メッセージを添えて、新地町の仮設住宅「がん小屋仮設住宅」にある「支援センターしんち・がん小屋」に送りました。

名古屋にいても、被災地といつも繋がっているような支援活動をしたい。「チーム・パティシエ」は、そんな思いで毎月ケーキを焼き続けている、ステキな学生たちの被災地支援ボランティアです。(村田)

大学礼拝の特別企画として、礼拝後に講演会を開きました。

松本普(まつもと ひろし)さんは「日本聖公会 だいじに・東北 被災者支援センターしんち」の専従スタッフとして、東日本大震災の被災地支援に最初から関わってこられ、現在は、今年6月に開設された日本聖公会の支援拠点「支援センターしんち・がん小屋」に常駐して、福島県新地町を拠点に被災者支援を続けておられます。本学の震災復興支援ボランティア活動の強力なコーディネーターでもある方です。被災地の現状を語っていただくには最適な方をお招きできました。

講演の前半では、記録ビデオ(日本聖公会「いっしょに歩こう!プロジェクト」製作)で過去を振り返りました。津波の恐ろしさや被災者の方々の苦悩を忘れないためには、時々はこのような映像を見ることも大切でしょう。

後半は松本さんの熱い語りです。飾りのない「現代の語り部」が発する真実に、場内が緊張感に包まれます。仮設住宅入居者数の推移を示すデータが映し出されましたが、それは、震災は今なお続いている「現実」である事をあらわしています。それに加え、震災に伴って発生した原発事故に起因する風評被害が、様々な形で被災者の方々の人間関係にまで悪影響を及ぼしているという事実に、何か、心の底のダークな部分をえぐられるような気持ちになりました。その他、東京オリンピックとの関わりとかの話題も挙がって、とにかく、見えないところで被災地と私たちは繋がっている事が良く分かりました。今これをご覧の皆さんも、ご自分で被災地の現状を検索してみられてはいかがでしょうか。

様々な事がありますが、イエス・キリストが説く平安のようなものが心から失われませんように。(加藤)

主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。 しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」
(ルカによる福音書10:41-42)

 

 

チャペルの受付で、学生さんや教職員の皆さんからお預かりした献金を送金しました。
(上の掲示物は、その結果報告)

ネパールへはAHIを、東北地方へは日本聖公会を、それぞれ通して活用されることになります。
よろしくお願いします。

「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。 富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。 あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」 (マタイによる福音書6:19-21)

礼拝特別企画として、観劇会を開きました。
劇団うりんこによる「いきもの生き方図鑑―リサがトカゲになる日―」です。
本学の同窓会(のぞみの会)が学生さんへのプレゼントとして企画して下さいました。

同窓会会長さんからは「すばらしい職業を選ぼうとしている皆さんに、少しでもお役に立ちたいと思い、キリスト教センターのご支援を受けながら企画をしました。保育や介護にたずさわるには豊かな感受性や想像力を持つことが必要だと思います。柳城在学中に、このような企画を大いに活用して、自分自身を磨くきっかけにしてみて下さい。」というあたたかいメッセージが届きました。

間近に見るプロの演劇。学生さんも随分とリラックスできたようで、笑いが絶えないような場面も何度かありました。4人の小学生がそれぞれの個性をぶつけ合いながらも共同していく様子が、見る人自身を振り返させます。

礼拝も同じで、聖書の言葉をきっかけにして自分を振り返る場です。週一回の短い時間ですが、本学がずっと大切にしてきたゆえんです。(加藤)

イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。」 (マタイによる福音書4:4)

このページの先頭へ