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ワイルドフラワー畑の盛衰 2020/9/15

カテゴリー:ワイルドフラワー

1年前の写真と比べてみると、その変化の様子がよく分かります。

「ワイルドフラワー」と称する種の商品には10種類以上の植物が封入されています。そこには一年草と多年草が混在しています。

もちろん、最初の1年はそのほとんどが発芽して、にぎやかな花壇に仕上がりますが、2年目以降になると花の種類は徐々に減っていき、多年草が中心の構成になります。

そしてさらに進むと、多年草のうち、その環境に適したモノだけが勢力を拡大していくということで、花壇全体が落ち着いていくわけです。

さて、柳城のワイルドフラワー畑は現在のところ、サルビアが圧倒的優位の状態で、その次がスイートアリッサム。この2つで全体の約95%を占めているのではないでしょうか。

この真っ赤なサルビアは、花壇でよく見かける背の低いサルビア・スプレンデス(別名スカーレットセージ。普通、サルビアとはこれのこと。)とは別の品種で、サルビア・コクシネア(別名トロピカルセージ)と呼ばれるものです。

こぼれ種でどんどん増えるタフな性格は強烈で、クローバーのエリアやコンクリートの隙間に平気で侵入中です(笑)

 

ワイルドフラワーとは「野生の草花」という意味ですからね。

その底知れぬパワーは、ひょっとすると植栽管理においては脅威になるかも(*_*; (K)


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